大分県は九州地方東部にある県で、県庁所在地は大分市です。
大分は「おおいた」と読み、その語源の由来は諸説ありますが、元々大段(おおきた)と呼ばれていたものが大分に変化したものだといわれています。
段には刻むという意味があり、山や川などによって刻まれた土地であるということに由来して大段と呼ばれたことが始まりです。
のちに段と同じく刻むという意味を持つ「分」が付けられ、現在の大分(おおいた)という特別な読み方が定着したといわれています。
大分県は温泉が有名で、温泉の源泉・湧出量は日本一を誇っています。有名な温泉地には由布院温泉、別府温泉、天ヶ瀬温泉などがあります。
多くの温泉があり、全国的にも知名度が高い大分県は「おんせん県」のキャッチフレーズをもとにPR活動を行っています。
特に別府温泉の地獄めぐりは観光客に人気です。
別府には地獄と呼ばれる7つの噴出口があり、それらの噴出口を周る観光コースのことを地獄めぐりといいます。
7つの地獄には「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」という名前があり、それぞれに違った特徴や魅力があります。
これら7つの温泉は見るだけで入ることはできませんが、鬼石坊主地獄に隣接する鬼石の湯という所に行くと温泉に入ることができます。
また地獄めぐりのコース内には足湯が設置されており、誰でも無料で入ることができます。