住む地域として魅力的な大分県ですが、厚生労働省の働き方改革が本格的にスタートしたことを受け、大分県でもさまざまなアプローチで働く人の意識やライフスタイルを変えられるような取り組みを行っています。
例えば、労働時間を減らすことをテーマにしているのが「県民ノー残業デー」です。
大分県労働局のサイトでは、全国平均と比べて県内で働く人の労働時間が長いことが紹介されています。
増え続ける残業などの問題に対処するべく、大分県では毎年「県民ノー残業デー」を指定して、定時に帰宅することを推進しているのです。

また、有給休暇の取得率をアップするための「仕事休もっ化計画」も、大分県で行われている取り組みの1つです。
この取り組みは、有給休暇の取得を推進する内容になっています。
有給休暇の取得率を高めるために、大分県では 「働き方・休み方改善コンサルタント」の制度を導入しています。
この制度は、プロのコンサルタントに休暇の取得について無料相談ができるのが特徴です。
ワークライフバランスを意識しながら働く方法をアドバイスしてもらえるため、自分の働き方で悩んでいるときにも役立つ可能性があります。

このほか、夏の働き方を変える「おおいた夏の働き方改革応援キャンペーン」なども大分県労働局が行っている取り組みです。
厚生労働省の夏の生活スタイル変革(ゆう活)を意識したこのキャンペーンでは、夏というシーズンを指定して、定時退社や有給休暇の取得を推し進める企業を募集しています。
ゆとりの時間を利用して地域活動などに参加しやすくすることも、キャンペーンの目的です。