大分県は九州地方にある温泉で有名な土地です。
別府や湯布院は全国でも名の通った温泉で、他にも多くの温泉があります。
「おんせん県」とも呼ばれる大分県ですが、有名なのはそれだけではなく、大分ならではのグルメも人気です。

手羽先といえば古屋をイメージする方も多いでしょう。
名古屋には沢山の手羽先を出す店があり、今や全国的に食べられています。
しかし大分県では手羽先よりもメジャーな食べ物があるのです。

「もみじ」と呼ばれる食べ物を聞いたことがありますか?
もみじとは、鳥の足を煮る・焼くなどして、甘辛く味付けした料理です。
形がもみじに似ていると名付けられたそうです。
その見た目から食べることを躊躇する人もいるかもしれませんが、大分ではよく食べられています。
特に日田市では有名で、お酒のつまみやおやつとして食卓に並ぶことが多く、スーパーなどで簡単に手に入れることができます。

さらに大分では唐揚げやとり天が人気です。
専門店も多く出されています。
中でも宇佐市は唐揚げ専門店発祥の地といわれ、大分県民から多くの支持を得ています。

大分で生まれた雪ん子寿しというものをご存知でしょうか。
基本的なお寿司は魚と酢飯の組み合わせですが、雪ん子寿しは魚を一切使いません。
魚の代わりに地元で採れる大根、大葉、しいたけを用いて作るものです。
また酢飯の上に材料を全て乗せるのではなく、大葉、酢飯、しいたけ、大根の順に乗せて作る一風変わったお寿司です。
お土産としても売られており、大分に出向いた際には購入して帰る方も多くいます。